3度目の緊急事態宣言・そして、コロナ禍のゴールデンウイーク。
高速オフセットのお取引様の中には、このゴールデンウイークに向けてコロナ禍でも行えるイベントや集客をずっと前から企画されていました。
日々の制作業務や営業活動でお話を伺うと、どの企業様も「安心・安全」に力をいれ、万全の状態でこのゴールデンウイークを迎える準備をされていました。
弊社としても、企業の皆様を全力で応援すべく、ノベルティグッズや販促ツール等のご提案などサポートをさせていただいておりました。
だからこそ、再びの緊急事態宣言が、とても残念でなりません。
ですが、お取引先の企業様はそれでも前を向き、違う「何か」に取り組もうと動かれています。
ありがたいことに、また新しいご依頼をいただいております。
印刷会社として、また企画・制作など発信にかかわる立場として。 高速オフセットも日々、新たな商材の開発やトレンドを追い求め、企業のみなさまに何か1つでも貢献できればと思います。
行動指針にもあるように
変化をおそれず 工夫を怠らず 人と社会を大切に
このコロナ禍の中、前を向いて様々な取り組みに目を向けられる企業様を、高速オフセットは全力で応援いたします!
本日のコラムでは高速オフセットが開発した自社製品や高速オフセットにしかできない印刷方法を開発秘話なども合わせてご紹介します♪
①はみ出て目立つチラシ XWide Print!
XWide Print!は、チラシ印刷のこれまでの常識を打ち破る画期的な印刷方法です。
チラシ印刷は通常、外枠に余白ができてしまいます。
印刷するときに用紙をつかむ(くわえる)位置がどうしても発生し、そこには色や柄を入れることができません。
もしこの余白を取ろうとなると断裁工程が必要になり、余分な日数と費用がかかってしまします。
高速オフセットでは、この断裁工程なく全面印刷をすることが可能です。
↑このように全面フチなし印刷が可能です♪
チラシを新聞にはさんでも、はみでた部分に色があると目立ちます!
この技術は、高速オフセットの印刷現場で生まれました。
余白の位置を技術力で調整することで可能になった印刷方法なのです。
試行錯誤を積み重ね、「何とかフチなし印刷ができないか?」を追求しつづけた上に生まれたこの技術。
まさに、現場のスペシャリストにしかできない、高速オフセットならではの技術なんです♪
XWide Print!についての詳しい情報はこちらから↓↓
②印刷会社が越境ECサイト制作? HAKO-BU.net
越境ECサイト制作サービス[HAKO-BU.net(ハコブネット)]は、その名の通り海外に商品を販売するネットショップを作るサービスです。
具体的なサービスの紹介は先日のコラムにまとめておりますので、そちらをご覧ください♪
なぜ印刷会社が「越境」しかも「ECサイト」…?
と思われた方も多いかもしれません。
その背景には、弊社とお付き合いのある企業様のものづくりに対する真摯な姿があります。
冒頭にも書いた通りですが、弊社とお付き合いのある企業様は、コロナ禍という時期においても常に前向きに様々なことに取り組まれています。
そして、自社の商品やものづくりの技術に強くこだわりをもち、熱があり、愛があるのです。
弊社ではかねてから観光業やインバウンド事業に関する企画制作・印刷・サイト制作を請け負っていたため、海外展開のノウハウや海外マーケティングの企業様とお付き合いがありました。
日本の素晴らしいものづくり技術と、弊社が保有している海外展開の知識を何かに生かせないか。
こうして生まれたのがHAKO-BU.netなのです。
HAKO-BU.netはモノを海外に売りたい企業様から直接ご依頼をいただくことはもちろん、代理店様や地域振興団体様、地方自治体様からものづくり企業様にご紹介いただくことも可能です♪
実際に、HAKO-BU.netの記事を公開してから公益財団法人さまからお問い合わせをいただきました。
何よりも、日本のものづくり愛を海外に広めたい。
ものづくりという技術の美しさを、後世に残していきたい。
私たちのご提案するHAKO-BU.netは、他の越境ECプラットフォームのように「WEBで申し込み/開設」といったフローは設けず、一つ一つの企業様に合わせて担当者がヒアリングをし、最適なサービスをご提供することを目指しています。
それは、モノづくりに込められた思いを、売るパートナーになる私たちが理解する必要がある、と考えているからです。
WEBですぐ開設できる越境ECサイト作成サービスとは違い、店舗様や団体様、自治体様に合わせてのカスタマイズもご相談可能です。
「こんな利用方法ってありですか?」といったお問い合わせも大歓迎ですので、興味があればぜひお気軽にお問い合わせください!
HAKO-BU.net(ハコブネット)越境ECサイト作成サービスについての詳しい記事はこちら↓↓
③若手社員の発案♪ 紙の抗菌マスクケース「ますちょ」
自社開発のものとして、やはりますちょのご紹介は外せません。
ますちょは抗菌ニスを使っている紙製のマスクケース。
広げるとまるでチラシのように配ることもできるんです。
ますちょのコラムでも紹介した通りですが、「このコロナ禍で印刷会社として何か世の中になることがしたい!」という若手営業社員の気持ちから生まれた印刷商品なのです。
「お店に安心して来店してもらいたい」というお客様のためはもちろんですが、「企業様のためにもなること」にも着目しているところがポイント。
気軽にお店のPRができれば…という思いも込めて、チラシタイプのマスクケースが生まれたのです。
企業様と日頃から顔を合わせている営業社員だからこそのアイデア!なんです。
ますちょは情報公開からたくさんのお問い合わせをいただき、またマスクケースだけではなく抗菌インキや抗菌ニスを使った印刷物のお問い合わせも続々とご依頼をいただくこととなりました。
「マスクケースじゃないものもできる?」「こんな印刷物を作ってみたいけど可能?」といったご相談も、引き続きお受けしております。
コロナ禍の中、弊社の技術で何かお手伝いできることがありましたらぜひ、お気軽にお声がけいただければ幸いです。
ますちょについての詳しい記事はこちら↓↓
④現場の技術力! 抗菌加工が輪転機で可能に
ご要望の多い抗菌加工をほかの印刷物にも対応できないか?と試行錯誤を重ね、輪転機での抗菌加工を実現いたしました!
抗菌加工された印刷商品を取り扱う印刷企業は多々ありますが、輪転機で抗菌加工ができるのはとっても珍しいんです!
特に、大量印刷したいものは輪転機のほうがコストダウンにつながります。
折込チラシやフリーペーパー、業界紙や広報誌はもちろん、包装紙やランチョンマット、ブックカバーなども作成可。
オリジナルデザインを入稿いただくのも可能ですし、高速オフセットの制作部隊にお任せいただいてもかまいません♪
輪転機の抗菌加工記事はこちら↓↓
他にも高速オフセットならではの印刷技術や商材があるので、また当コラム内で随時ご紹介できればと思います。
社内には様々な部署のほか、部署の垣根を超えた開発チームがあります♪
最後に、弊社の開発サークルや開発現場をちょこっとご紹介!
ショールーム「ぷりラボ」
卓上カレンダーやオリジナルノートなどのノベルティ品、のぼり・段ボール印刷、等身大パネルなど、紙以外のものへの印刷を試して製品にするラボラトリーです♪
社内サークルPotatto.
若手社員を筆頭に、思いついたアイデアを形にしていくサークルです。
最近では抗菌インキ&抗菌ニスを使ったマスクケースやランチョンマット、包装紙などを開発しています。
あらゆる印刷にまつわることはもちろん、例えば企画から制作のご依頼まで。
「こんなことってできる?」「一緒に開発したいんだけど…」とお問い合わせいただきましたら、最適な部署にお繋ぎいたします。
まずはお気軽にお問い合わせください♪
5月5日までゴールデンウイーク休暇となります。
下記お見積り・お問い合わせフォームにいただければ休み明けの6日より順次対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
みなさま、どうぞお体ご自愛下さい。
一日も早くこの事態が収束することを願い、この状況下でも企業様そして社会にできることを、社員一同取り組んでまいります。
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