「伝えたい」を伝わる形に。 株式会社高速オフセット

【夏ノベルティ佳境シーズン】うちわ印刷&夏のノベルティのあれこれ~ノベルティ担当者に聞いてみた~

2024.06.24

うちわ印刷&夏のノベルティのあれこれ~ノベルティ担当者に聞いてみた~

日中の気温が30度越え、しかも梅雨時期で蒸し暑い…ついにこのシーズンがやってきてしまいましたね。

夏時期になると特にご相談が多くなるのが「うちわ」の印刷。意外と様々な形状や骨の形があることをご存知でしょうか。

実は、高速オフセットには「うちわ印刷のあれこれ」を知り尽くしたノベルティ担当者が在籍しているんです。

今回のコラムでは、うちわ印刷の種類はもちろん
発注するタイミングはいつがいいの?今からじゃもう遅い?
うちわ以外に何か良い夏アイテムはあるの??

といった季節ノベルティのギモンを担当者に聞いてみました!

高速オフセットで手配可能な「うちわ印刷」の種類

「うちわ」というと、定番ものは柄の部分がプラスチックになっていて、両面に印字がされているタイプですよね。何か違いや種類ってあるのでしょうか?

「うちわ印刷」の種類

まず、サイズに違いがありますね。業界ではレギュラーサイズ、ミドルサイズ、コンパクトサイズと言ったりします(メーカーによって呼び方はまちまち)。一番人気の定番サイズは、横幅が243mmのもの。DMなどで封筒等に入れたい方はそれよりも小さいサイズを選ばれます。

なるほど、いろんなサイズがあるんですね。柄の部分はプラスチック製が主ですか?

プラスチック製をよくご発注いただきますが、最近は竹の骨を選ばれる企業様もいます。

竹の骨

竹!! なぜ竹なのでしょう。

竹にすることで和のテイストが出て、風情ある仕上がりになるからですね。企画に合わせて選ばれているなと感じます。製造会社によっては、竹のうちわの場合は紙を手貼りすることもあります。

手で1つ1つ貼っていくんですか?すごく時間がかかりそう…。

手作り感が出る手貼りはもらって嬉しいノベルティになりそうですが、ロット数が増えると高くなってしまうのはデメリットですね…。

手貼りということは、プラスチック製のうちわの場合とで用紙が違うのでしょうか。

製造会社にもよりますが、竹の方は和紙っぽい質感の場合のものが多いです。一方でプラスチック製はコート紙。表面にニスを引いて加工するんですよ。

えっ、なんでニスを引くんですか?

うちわって、基本的には汗をかくシーンで使いますよね。だから、汗が紙に染み込んでしまったら、色うつりする可能性があるんです。たくさん使ってもらいたいノベルティなのに、使って嫌な気持ちにさせてしまったら…ノベルティの意味がなくなっちゃいますよね。

なるほど!うちわ1つでも、こんなにもいろんなことが考えられているんですね。

うちわにも「エコ」!?

実は、プラスチック製の柄にもエコなものがあるんですよ。

えっ!知らなかったです。どこを見ればわかるのでしょうか。

うちわの柄の真ん中部分に、こういったマークが入っていることがあります。再生プラスチックを使っている証ですね。

エコ骨

なるほど!知らなかったです。ちょっとした配慮かもしれませんが、こうしたところに注目して見てみると「この企業はサステナブルを意識しているんだな」と感じますね。

そもそも、柄がないタイプの紙うちわをご発注いただくこともありますね。

紙うちわ

指のところに穴があいているタイプですね。

このタイプのうちわであれば、例えばFSC®認証紙でつくることもできます。SDGsの番号でいえば、12番、14番、それからFSC®認証紙を使うことで15番も意識した商品になりますね。

紙うちわ

ノベルティ担当者:ちなみに、まんなかのところに穴があいていますが、これはあえて穴を開けずにミシン目を入れてクーポンにすることもできます

クーポン付きうちわ

なるほど!笑 自分でミシン目に沿ってくり抜くという作業があるのも、なんだか手作り感があっていいですね。子どもたち向けのイベントにもよさそうです。

うちわ印刷の発注タイミングはいつがいいの?

最近本当に暑くなってきたので、ノベルティにうちわを…と考える方もいらっしゃるかと思います。発注のタイミングはいつがいいのでしょうか。

正直に言うと、6月中旬から7月末までがピークですね。なので、もう印刷所がどこもパンパンで発注できない!という可能性もあるかもしれません。
ただ、ロット数や形状によっては対応できる場合もありますので、思い立ったら早めに見積もりを取ってもらってください。

今の時期だと、むしろもう遅いんですね…。

でも、みなさんやっぱり「暑くなってきたから夏対策グッズを作りたい」という方がほとんどですね(笑)。
早めの発注だと単価が下がる場合もありますので、それこそオフシーズンの1月~4月だと、とてもスムーズに進むと思いますよ。当社でも5月からお引き合いを受けたりしています。

来年の教訓にします!笑

うちわ以外におすすめの夏アイテムは?

うちわ以外に何かおすすめの夏のノベルティってありますか?

予算にもよりますが、うちわのノベルティをご発注したい企業様であれば野外での使用を想定し、それなりのロット数を考えられているかと思います。であれば、ウェットティッシュやおしぼりはどうでしょう。

なるほど、ウェットティッシュは確かに嬉しいですね。

ノンアルコールタイプとアルコールタイプがありますし、最近は環境に優しい自然由来のレーヨンを使ったウェットティッシュもあります。
ただ、難点は印字できる面が少ないところですね。

ウエットティッシュ

シールの部分にしか印刷できないんですね。

全面に印刷したかったり、またはロット数が特に多い場合には、おしぼりタイプもいいと思います。その場で使って捨てられるし、持ち帰って使うこともできるので、汎用性がありますよ。

ちなみに最近では、香り付きおしぼりなんかもあるんです。

えっ!そうなんですね。変わり種として目を引きそうですね。

夏といえば、最近の流行りではネッククーラーやクールマフラーなんかもありますが、あの辺はいかがでしょうか?

1個あたりの単価が高いものもありますので、うちわやウェットティッシュ、おしぼりなどと比べると予算オーバーになる可能性もありますね。どのノベルティにしようか迷っているという時は、発注の際に①1個あたりの単価(もしくは限度予算) ②発注ロット数 を伝えて探してもらう、というのも一つの手です。

作りたいもの」を伝えるのか「予算ベースで探してもらう」のか、ということですね。

あとは、どのようなシーンで使うのかということもお伝えいただければ、用途に応じた仕様をご提供します。屋外・屋内、企画の内容によってもいろいろヒントをお伝えできると思います。

例えばお酒が絡むイベントであれば、クラフトビールペーパーのコースターなんかも良いかもしれないですね。

クラフトビールペーパーで作るコースター印刷

クラフトビールペーパーは、クラフトビールを作る際に発生し、通常は捨てられてしまう「モルト粕」が混ぜ込まれた用紙です。
コースターとしての耐久性は劣りますが、「その場で使ってもらう」「コレクションする」といった目的であればノベルティとしてもアリだとおもいます。

ビールと聞くと確かに夏っぽいですね。企画に応じた用紙を使うっていうのもアイデアとして確かに面白いと思いました。丁寧に教えていただきありがとうございました!

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紙製品ノベルティのお見積りは、ぜひお気軽にご相談ください!

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