こんにちは、デジタル印刷特命担当です。
今回は冊子の 「断面」 にまでこだわった、とっても変わった事例をご紹介いたします。
冊子制作におけるマンネリ感の打破や、プラスワンアイデアの一助になれば幸いです。
そもそもエッジプリントとは?
「エッジプリント」という印刷技術は、1枚1枚ごとに異なる印刷(可変印刷と言います)が可能なデジタル印刷機ならではの新技術で、冊子の断面に文字や絵柄を印刷、表現することができます。
百聞は一見にしかずですね!まずは下記の動画をご覧ください。
ページをぐにぐにすると、色がはっきり見えたり見えなかったり。
思わず何度も触って試してみたくなるんです。
さらに!この技術を使って、冊子の断面に「文字」を写すことも可能です。
動画を最後まで見た方。
「えっ!なんで折り曲げ方によって文字が変わってるの!?」と驚かれたのではないでしょうか。
まるでマジックみたいですよね。
これは表現したい内容が、各ページに自動分版され印刷されていることで、このような表現が可能になるんです。
パナソニック様が発行する価値創出支援プログラム2020レポート「ワンサマ」にエッジプリントが採用されました!
ご依頼いただいたのはパナソニックWonder推進室様。
冊子も「Wonderな冊子にしたい!」というご依頼で採用いただきました。
印刷や製本によるズレもなく、きれいに文字やグラデーションが表現されていることがわかりますね!
「Wonderな冊子にしたい!」というご要望にもしっかりお応えできた仕上がりになりました。
なんかデザインデータの作り方が難しそう・・・
この仕組みをデザイナーさんに見せると、よく「えっ、どういう仕組みなの?」と言われます。
実は、私も最初はそうでした(笑)
表現したい内容を分版して印刷しているのですが、デザイナーさんは表現したい文字や画像を送るだけでOK。
ページ数に応じて、自動で分版処理を行います。
デザイナーさんへの負担が少ないのも良いですよね!
高速オフセットでは自社にデザイナーがいるので、パナソニック様のようなコンセプトを際立たせた案件は営業・デザイナーが一体となって企画からご提案しています。
また、アイデアのある面白い印刷が可能なので、デザイン会社様とも幅広くお付き合いさせていただいております。
「こんな印刷ってできる?」といったざっくりとしたお問い合わせもよくありますので、ぜお気軽にお問い合わせください!
エッジプリントは高速オフセットのぷりラボで見学可能です
高速オフセットには紙以外の素材と印刷を掛け合わせることで、多種多様なニーズにお応えすることを目的にしたデジタル印刷ラボラトリー「ぷりラボ」という施設があります。印刷工場そのものがショールームになっているため、サンプル作成や、仕上がりイメージを確認しながら打ち合わせをすることが可能です。ぷりラボ見学も大歓迎 です。
ぜひ一度遊びに来てください!
※印刷施設の見学ご希望は、お問い合わせフォームのコメント欄に「ぷりラボの見学希望」とぜひご記入ください。
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