
6月20日に開催した内覧会にて、お越しいただいた企業様へのお礼品にビールをお渡しいたしました。
遊び心を加えるため、当社の枚葉機で印刷したオリジナルビールケースを作成。疑似エンボスの技術も取り入れ、ポップなパッケージに仕上がっています。
今回は、このオリジナルビールケースの制作裏話をお届けします!
「いつか」を信じて、温めていた型紙を活用
事の始まりは数年前。
当社の営業担当がとあるクライアントにノベルティを提案しようと、社内印刷機で試作品を作りました。
350mlの缶ビールが収納できるオリジナル紙製ケースです。
あいにく採用には至りませんでしたが、持ち手があって運びやすく、何より特別感がある。
営業としてもとても気に入っており、「いつの日か必ず」と信じ、ケースの型紙を温めていました。
当社新枚葉機の内覧会を開催すると知り、「参加者の皆さまへの贈り物に使える。お披露目のチャンスだ!」と、当社のオリジナルキャラクターを散りばめ、新枚葉機のPRにふさわしいデザインに仕上げ、ついに日の目を見ることに――。

オリジナルキャラクターが大集合!イラスト制作力をPR
レオンくんに、ハコボウヤ、ボブファミリー…当社オリジナルのキャラクターたちをケースに描き込んでおり、まさに「高速オールスターズ」。
枚葉機の旧台から新台までに至るストーリーや当社の印刷技術が進化していく過程を、この1枚に表現してほしいと社内デザイナーにオーダーしました。
「多種多彩なタッチのキャラクターを社内で描ける」絶好のアピールにつながると考えました。
デザイン→印刷→断裁までは問題なくできたものの、問題はどうやって組み立てるのか。組み立て機械がない上に、だれも経験したことがない。
しかも、必要な数は200ケース。
制作部署に頼み込み、3人がかりで3日間かけて手作業で組み立ててもらうことでなんとか無事に納品に成功。
協力いただいたみんなには感謝しかありません。

「何種類ある?」疑似エンボスを見つける楽しみも
新枚葉機でできる加工見本の役割も果たせるよう、さまざまなパターンの疑似エンボスをできる限り多く取り入れ、
とにかく派手に仕上げてもらいました。
ケースを手に取り光に反射させながら、「ここにも疑似エンボスがあった!」と探す楽しみもあります。
当初350mlの缶ビールの大きさに合わせて作りましたが、意外にもポテトチップスの筒状パッケージもぴったり収まることが分かりました。

ケースに入れると商品に特別感が出るため、クラフトビールやご当地サイダーなど、ギフト包装に活用できるのではと手応えを感じています。
ちょうど、JR大阪駅近くの商業施設に各地のアンテナショップが集まるフロアができたことだし、たくさんのお土産品の中でひと際目立つパッケージを作って、“パケ買い”してもらえるような商材を提案していきたいです。

記念イベントやパッケージにも!オリジナル印刷もお任せください
このビールケースの形のまま「デザインだけ変更したい」といったお見積りも大歓迎です。
おすすめは、疑似エンボス加工を使ってちょっとした工夫やオリジナル感を出すこと。
光に当てたときの柄の出方が遊び心を演出してくれます。
お問い合わせやお見積りはぜひ、お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
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