【2023年度版】ザンビアで暮らす方たちへ。過去の印刷実績を集計して『バナナペーパー貢献度』を実数値で出してみた話

現在、環境や人に優しい製品として多くの方にご活用いただいているバナナペーパー。

▼バナナペーパーについてはこちらの記事へ

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サスティナブルを紙から取り組む。人と地球にやさしいバナナペーパーの魅力を知ろう！

高速オフセットではバナナペーパーを2020年頃から本格的に取り扱うようになり、2023年2月よりワンプラネット協議会にも参画しました。
当社はバナナペーパーを推進する企業の一員として取り組んでいます。

そんなバナナペーパーは、「環境に優しい」というだけでなく、「人に優しく、ザンビアの方たちの雇用を生み出している」、そしてフェアトレード用紙だという点が本当に大きな魅力なのです。

とっても素敵な用紙なのですが、このバナナペーパーを使うことで「はたしてどれくらいザンビアの方々に貢献できているのか？」ということが気になりまして・・・。

そこで！今回は、過去に高速オフセットが、社内用と企業様用で消費したバナナペーパー印刷物を集計し、どれだけザンビアで働いている方たちへ貢献してきたのかを実数値で試算してみました。

そうしたら、なんとも嬉しい結果がでたのでご紹介していこうと思います！

これまでお使いいただいたバナナペーパーの事例は100件超え！

まずは、どれだけバナナペーパーを使ったのか集計してみました。
すると、こんなにたくさんの事例が。

※上記の表は、高速オフセットが自社で印刷したものと、お客様にお使いいただいたもののトータルの数を一部抜粋したものです。

部数というのは、発注数。例えば名刺を100枚、しおりを2500枚など。
使用枚数というのは、バナナペーパーは菊全版という636×939mmという大きなサイズのシートで製造されていて、そのシートを何枚使うのか、という指標です。

少しずつでも、3年という月日が重なればこんなにたくさんのバナナペーパーの商品を製造させていただいているということは、率直に驚きでした。

もちろん、部数は100部と小さいものから何千部、何万部と大きな部数まで。
用紙の厚みも、55g/㎡、100g/㎡、180g/㎡と様々です。
名刺にポスター、しおり、環境報告書など、様々なバナナペーパーグッズを作らせていただきました。

でも、どの用紙の厚みにも、ザンビアの方たちが作ったバナナの茎の繊維が使われていることには変わりはありませんね。

「給料」と「生活費」の2方面から貢献度を出してみると・・？！

では早速、使ったバナナペーパーの枚数を元に、ザンビアの方々にどれくらい貢献ができたのか、「貢献度」を計算をしてみます。
※計算方法はワンプラネットペーパー協議会で定められた計算方法に沿って計算。

まずは、「給料」での貢献度から試算してみました。

すると・・・・

過去に使用したバナナペーパーの合計使用枚数から、ザンビアで働くスタッフ1人直接雇用を算出すると、なんと81日間分の給料に貢献という結果に！

私たちが消費したバナナの茎繊維で、ザンビアの方の81日間もの給料を生み出すことができたんですね。（2023年７月現在の従業員数で算出）

バナナペーパーを使わずに、他の用紙を選んでいたらこの雇用は生まれなかったかもしれないと思うと、なんとも感慨深いものがあります。

更に、「生活費」での貢献度を出してみました。

ここで豆知識なのですが、実はザンビアでは1人の有職者が本人を含む10人の生活を支えると言われているんです！
そもそも、ザンビアの人ってそんなにたくさんの家族がいるんだなんて驚きですよね・・・！

1人の人が稼いだ給料は、10人の生活費に使われます。ですので、
10人の生活を高速オフセットがこれまで消費したバナナペーパーで、81日間支えているという結果に！（2023年７月現在の従業員数で算出）

おぉぉぉ！
なんだか数字にすると、バナナペーパーを高速オフセットとして取り扱った意義、そして本当に印刷物を通して世界の役に立てているんだなという明確な実感が湧きました。

バナナペーパーはザンビアのエンフエ村の方々の暮らしを支えています

高速オフセットでは、定期的にワンプラネットペーパー協議会に参加し、協議会のみなさまとともに日々バナナペーパーにまつわる勉強や情報交換をしています。
最近教えていただいた現地の情報を1つ、みなさまにもご紹介します！

バナナペーパーの元となるバナナの茎の繊維は、「サウスルワングワ国立公園のエンフエ村」にあるバナナペーパー工場で製造されています。

現在はこの村に住んでいる人のうち、25人の方がバナナペーパー工場で働いています（23年6月現在）。

▲ザンビアのバナナペーパーチーム

バナナペーパー事業を行っている株式会社ワンプラネット・カフェでは、今後他のザンビアの村でもバナナペーパー工場を作って雇用を生み出していくことが目標とのこと。
日本で用紙を使ってもらうことで、ザンビアの地にバナナペーパーの工場ができるって、なんだかとても夢のある話だなと感じました。

当社も、引き続きバナナペーパーの魅力を伝えて推進していくことで一人でも多くの雇用をザンビアの方々に貢献できればと考えています。

ご希望の企業様には貢献度を計算したシートをご提供いたします

高速オフセットにてバナナペーパーの印刷をご依頼いただいた企業様でご希望がある場合、
「バナナペーパーのご利用分でどのくらい現地に貢献することができたか」を数値にしてご提供いたします。

例えば、社内報などの社内ツールに掲載することで、社員全員でSDGsの意識向上につなげていく…といった取り組みにもお使いいただけます。

「これまで高速オフセットでバナナペーパーを印刷したことがある！」という方も、「今から印刷をお願いしようか考えているんだけど…」ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
※費用の算出はもちろん、無料です！

貢献度数値は社内報などで広報も！

当社では、貢献度数値を社内報に掲載することで、社員に共有しました。
社内報は社員だけでなく、社員の家族にも伝えることができるツールです。
社員やその家族にもどのように当社が社会に貢献しているか知ってもらうことで、SDGsへの意識向上とバナナペーパーの推進を進めています。

※下記の「バナナペーパー製品カタログ」のなかに、貢献度シートについての説明もございます。よろしければ資料ダウンロードの上、内容をご覧ください！

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バナナペーパーで作れる製品カタログ

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