2024.09.17

#idea03 しきのみたて(コースター)

気軽に四季を感じられるコースター

O range
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枚葉機企画チーム

四季折々、季節の花を12枚のコースターに

地球の環境がめまぐるしく変わり、春夏秋冬とあった日本の四季が近年感じづらくなってきた。

桜が咲いて春の訪れを感じ、夏は太陽の光を浴びてまぶしく咲くひまわりを見てパワーチャージ、秋の紅葉に心癒やされ…なんて、今まで当たり前に感じていた四季が感じられなくなる日が来るのかも…
と考えると、ちょっと切ない。

もっと気軽に四季を感じられるアイテムが」という想いで考えた12枚セットのコースター。

色とりどりの花開くコースター

1カ月に1枚。暮らしに季節の彩りを加える

1月は水仙、2月は梅、3月は菜の花…
しきのみたて」は1カ月間、一つの柄を堪能したら、次の月に替えて楽しめる気軽さが魅力。

できるだけ花の色やパターンがかぶらないよう、1枚1枚丁寧にデザインを施している。
冷たいグラスを置くとコースターが水滴で濡れることもあるが、吸水性のある用紙を使っており、多少濡れてもたわみもなく使い続けられる。

全ての花を一目で把握、ケースデザインにもこだわり

企画当初からギフト商品を視野に入れており、ケースにもひと工夫を加えた。
コースターを重ねてラッピングすると、一番上の絵柄しか見えないので、ケースを横長サイズにして、全部の絵柄が一目で見えるように設計。
これなら店舗に陳列された時も、カラフルで目をひきやすい!

制作時、特に注意を払ったのは、コースターを差し込む隙間のサイズ。
わずかでも距離が短すぎると紙の幅が小さくなり、強度を保てなくなるため、ミリ単位で何度も調整を繰り返した。

ケースは、食べられなくなったお米で作った紙素材「kome-kami*1」を採用。
当社は「バナナペーパー*2」をはじめ、印刷物を通してSDGsに貢献する環境活動を進めており、今回の商品もそうした社の姿勢を反映させている。

kome-kami浮世絵ホワイトでつくるしきのみたて

環境やフードロスに配慮された紙で作られた商品を使って、コーヒーで一息を入れる。なんだかいつものコーヒーが優しい味がした。
ほんの小さな選択かもしれないけれど、確かに環境保全につながっている。

*1 kome-kami:加工・流通段階や家庭で出る食用に適さないお米、備蓄用アルファ米で廃棄されてしまうものと、FSC®認証パルプでアップサイクルした紙素材。
*2 バナナペーパー:バナナの茎から採取した繊維と古紙やFSC森林認証のパルプを合わせて作られた紙でSDGsの17項目全てに対応している。環境への配慮だけではなく、貧困や雇用の問題にもアプローチしている。

コースター

※当商品は株式会社高速オフセットのクリエイターが企画し、自社工場にて印刷テストを行った「アイデアの試作品」です。

商品化・企業様のOEM製造等も可能です。ご商談前提の企業様にはサンプル品の郵送等もできますので、お気軽にお問い合わせください。

#kome-kami #疑似エンボス加工

色数
【ケース】6c/4c(レギュラー4色+ハジキ+ニスコーター/レギュラー4色)
【花コースター】4c/0c(レギュラー4 色/0c)
加工
疑似エンボス加工+カッティングプロッター
用紙・素材
kome-kami浮世絵ホワイト 210kg、HSKクッション 0.6 ㎜
機械
B1判UVオフセット
リリース日
2024年9月17日
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「オフセット枚葉機の印刷幅(range)が広がることを目指して」をテーマに結束したプロジェクトチームです。クリエイターの「こんな印刷物っておもろいんちゃう?」を、B1オフセット枚葉機で実現しています。 ●B1オフセット枚葉機って何?という方はこちら

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