#idea02 カードケース
紙1枚から広がる、収納の可能性
財布がカードでふくれあがる…日常の課題を解消できないか
増え続けるカードの収納、どうしてますか?
私はカードが増えに増えて、財布がいつもパンパン状態。
お会計時に必要なポイントカードを使いたいのにすぐ見つからない、焦ってしまいポイントの付与をあきらめてしまった…
そんな経験を何度も繰り返した私が考えたのが、紙製の軽量カードケース。
表裏で計4枚のカードを収納でき、整理整頓がバッチリ。
あまり使わないカードをこちらに収納しておけば、財布内もすっきりー。
スマホとほぼ変わらないコンパクトサイズで薄くて軽量だから、バッグの中で場所を取らないのもgood!
1枚の紙を折りたたみ組み立てる、独創性を大切に
このカードケースのポイントは、1枚の紙からできていること。
のり付けなどの後加工を必要としないため、スピーディーに制作でき、使用する用紙が1枚だからコストの低減化につながります。
では、どのようにして折る方法を考えたかというと…。
最初に表裏に計4枚のカードを収納できるポケットを作るというゴールを描き、そこから逆算して試行錯誤を何度も重ねながら、折り方を工夫していきました。
最もこだわったのは、収納時のカードの視認性と出し入れのしやすさ。実際にカードを入れて何度も試作品を作って調整を繰り返し、最適な寸法を導いていきました。
また、バッグの中に入れると、角がぶつかって、擦り切れる可能性があることを想定し、四隅を斜めにカット。
長く使えるようなデザインにしました。
自由に色が作れるのも紙ならではの魅力
ふと、出来上がった試作品を眺めていると、「あれ、これは竹の切り口に似ているな」。
そこからカラーリングのアイデアがひらめきました。
外側は落ち着きのある日本の伝統色を採用。用紙は実際の竹の内側っぽい色の用紙をチョイスすることで、インクが割れても白がでないような仕様に。
紙製とはいえカードホルダーとして使用するのに十分な強度があり、パンチ穴を入れて、ストラップを付ければ、活用の幅がぐんと広がります。
「オフセット枚葉機の印刷幅(range)が広がることを目指して」をテーマに結束したプロジェクトチームです。クリエイターの「こんな印刷物っておもろいんちゃう?」を、B1オフセット枚葉機で実現しています。 ●B1オフセット枚葉機って何?という方はこちら