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環境マネジメントシステム-3年間を振り返る(2010~2012年度)

ISO14001への取り組みも、2007年の運用開始から今年4月で6年が経過しました。昨年度末には2回目の3か年計画が終了し、今年度から新たな目的・目標を設定して次期3か年計画に取り組んでいます。
今回は、2012年までの取り組みや成果、次期3か年計画について紹介します。

3年間の取り組みの成果 (2010~2012年度)

-電力使用量の削減-

電力使用量の削減については、対前年度比マイナス1%を目標に取り組みました。これまでの取り組みに加えて、影響を及ぼせる環境側面として、蛍光灯のLED化や空調機器のインバーター化などにも積極的に取り組みました。今後も太陽光パネルの設置など、適用可能な環境技術を取り入れていきます。

本社・堺・摂津の電力使用量

-一般廃棄物容量の削減-

一般廃棄物容量の削減については、対前年度比マイナス1%を目標に取り組みました。皆さんのゴミを減らす工夫や分別の徹底が定着し、これまでゴミとして廃棄していたものを再資源化していくことにも取り組みました。しかしながら、まだ削減の余地はあると思います。更なる削減への工夫が望まれます。

本社・堺・摂津の一般廃棄物容量

次の3か年では (2013~2015年度)

全社共通の環境目的・目標

  • 電力使用量の削減
  • 一般廃棄物容量の削減
  • コピー機カウンター数の削減

目標値…対前年度比-1%

電力使用量・一般廃棄物容量の削減については、これまでの取り組みに加えて、各部門での新しい取り組みや設備・機器の見直しを実施計画に組み込んで取り組んでいきます。コピー用紙の使用量については、印刷余剰紙や裏紙の利用などによってコピー用紙の購入量は減っていますが、コピー枚数自体が減っている訳ではありません。そこで、コピー機のカウンター数を基準として、削減に取り組んでいくことになりました。

こんなことに取り組みました

本社

冷蔵庫の夜間通電を停止
年間電力量の2.45%を削減

主に飲料水などを保冷している冷蔵庫のコンセント部分にタイマーを設置して、夜間10時間の通電を停止しました。この取り組みによって、経理部で年間に使用する電力量(2011年度実績)の2.45%に相当する137.5kWhの電力使用量を削減することができました(2012年5月実施)。

本社・堺・摂津の一般廃棄物容量

堺工場

機密文書を溶解処理
クローズドリサイクルを実践

シュレッダーで裁断し一般廃棄物として焼却場に持ち込んでいた機密文書を溶解処理業者に委託。一般廃棄物量の削減だけでなく、溶解処理をした紙は100%トイレットペーパーの原料となります。堺工場で使用しているトイレットペーパーを機密文書などで再生されたものに切り替えたことで、環境に配慮したクローズドリサイクルの実践にもつながりました(2012年8~9月実施)。

本社・堺・摂津の一般廃棄物容量

商業印刷センター

旧館屋根に遮熱断熱塗装
夏季空調電力量を約20%カット

建屋の構造上、外気温より15℃以上も高くなっていた商業印刷センター旧館BF印刷場の屋根1,300平方メートルに遮熱断熱塗料を塗装。室温が約6℃下がり、また、休憩中や休日に空調機の電源を切ることで2012年7~9月期に対前年比で8,285kWh、約20%の空調電力使用量を削減することができました(2011年12月実施)。

本社・堺・摂津の一般廃棄物容量

摂津工場

空調機の風量を抑制
環境悪化させず電力量半減

1号輪転機の撤去に伴いリール場の温度が低下したため、空調機のプーリー交換を実施。風量は78%まで低下したものの、作業環境上の問題もなく、年間で68,688kWh、約50%の電力使用量が削減できました(2012年6月実施)。

本社・堺・摂津の一般廃棄物容量

-新しい工夫テコにさらなる協力を- 代表取締役社長 橋本 伸一

当社がISO14001の運用を開始して6年が経過しました。とりわけ最近の3か年は素晴らしい成果を上げています。まず電力使用量は対前年度比マイナス1%の目標に対し2,048万kWh(09年度)だったものが3年後は1,773万kWhとなりました。275万kWh(13.4%)の節電です。当社09年度の1.6か月分に相当します。摂津工場も認証登録拡張への取り組み1年目に27万kWh(7.9%)の節電成果です。

東日本大震災後の電力事情のもとで節電が国を挙げての運動になったとはいえ、この成果は従業員の皆さんが真剣に取り組んだ結果です。ゴミも3年間で39%減らすことができました。部門の独自の目的・目標も自職場の緑化などユニークなものがありました。

さて新3か年計画がスタートします。従業員の意識と内部監査員の力量向上を図るための5Sチェックや環境パトロールの実施、節電を実現する設備投資など新しい工夫をテコにして大きな成果の実現に向け一人一人が真剣に取り組まなければなりません。今後も皆さんの協力が不可欠です。

2013年7月20日
株式会社高速オフセット
代表取締役社長 橋本伸一

橋本 伸一